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雲の上

2011.05.19 11:23|妄想小話
南の国からこんにちは

お酒を飲むとすぐに雲の上の人になるべるです。

雲の上って何さ?と思う方は
過去のO山オフ会のレポートを見ていただくと
詳細がわかるんですが、

お酒が強くないべるが調子に乗って飲むと、
ふわふわと気持ちよくなってニタニタし出すのを見て
つけられたあだ名ですw

で、どなたが言ったか忘れたんですが、
「じゃあ逆に森永くんが酔ったら?」と
言っていたのを聞いて、( ̄ー ̄)ニヤリ となりましたw
(ネタを奪ってしまったらごめんなさい(>_<))

森永くんはお酒が強そうですが、酔ったら多分
ウザかわいいはずだwと思って書いてみました。

それと、今回は特に、オフ会で尽力くださった
チーム森永のみさわさん、環さん、まちさん。
オフ会ではアウェイになりがちな方々に
お礼も兼ねて捧げますw

つまり・・・そういうことだね(・∀・)ニヤニヤ

あと、今回いきものさんの
『ありがとう』をイメージしてます。
森永くんが就職して数カ月後の未来のお話。

それでは、心の広い方は
続きへどうぞ。

『ずっと』
 今日飲みたいと言ったのは、森永だった。
 S製薬に入社して数カ月。仕事は覚えることがたくさんあって大変らしく、
その上宗一の世話をかいがいしくしようとするのは変わらなかったので、無理を
しているんじゃないかと心配していたが・・・。
「せんぱい・・・。もう飲まないんですか?」
 目をとろんとさせて、顔を赤くした森永は完全に酔っぱらっている。
 自分が酔うことはあっても森永が酔ったのを見たことがなかった宗一は、どう対応
していいかわからずにいた。
「・・・キスしてください」
「・・・はっ?」
 突然森永がそう言いだして、宗一はかっと赤くなった。
「俺たち、恋人同士ですよね?なのに先輩からは全然誘ってくれないし・・・」
「さそ・・・っ?」
「でも、キスくらいならいいでしょ?ね、お願い」
 哀願するような目で森永が見つめてくる。
 ただでさえ大きくてうるんだ瞳は、酒の力を借りていよいよ抗いがたく見える。
 そんなこと・・・できっか!
 羞恥に頬を染めながら酔っぱらいの戯言と無視していると、森永はさらに言い募った。 
「キ~ス~し~て!キスしてください!」
 森永はそう言いながら宗一の腰に抱きついてきた。
「ちょ・・・っ。お前、離れろ!」
「嫌です!先輩は俺のこと嫌いなんですか?」
「は・・・?いや、それは・・・」
 赤くなって動揺していると、拗ねたように口をとがらせた森永が下から見上げてくる。
「嫌いじゃないなら・・・キスして」
 突然真顔になって、森永が宗一を見つめる。
 その瞳の奥が何かに揺れているのを見て、宗一は森永を逆にぎゅっと抱きしめた。
「・・・せんぱ・・・」
「何だよ。何かあったのか?言ってみろよ」
 森永の身体が強張る。
 黙り込んだ森永に、重ねて尋ねる。
「俺には言えないようなことか?」
「ちが・・・っ。違うんです。ただ・・・。俺、自分が情けなくて」
「何がだ?」
 森永は宗一の胸に顔を埋めて静かに語りだした。
「仕事始めて・・・みんないい人でやりがいもあるんですけど、失敗することも多くて・・・。
家のこともちゃんとやりたいのに手が回らなくて・・・。みんなに迷惑かけて・・・。もう
逃げ出したい気分になって・・・」
 戻って来い。
 そんな風に言えたらどんなにいいだろう。
 ふたりだけで過ごしたあの研究室に。
 だけど、そんなことはできない。時間は流れて行く。
 宗一は森永から身体を少し離すと、彼の顔を両手で挟み上を向かせて言った。
「お前はよくやってるよ。無理すんな。もっと頼れよ。俺はお前の・・・一生のパートーナー、
なんだろ?」
 森永の目が見開かれ、その大きな瞳に涙が浮かぶ。
 そして、くしゃくしゃの顔で言った。
「はい・・・。先輩、大好きです」
 その泣き笑いの告白が嬉しくて、宗一は顔を下げると森永と唇を重ねた。
 ほんの一瞬触れ合ったそれは、森永の熱い瞳に吸い寄せられるように再び重なった。
 ひとつのキスがまたキスを呼び、絡み合うように床に倒れ込んだ。
「先輩・・・好き・・・」
「ん・・・」
 森永の目が、まっすぐに宗一を見る。
 ずっとずっとこいつはこんな目で俺を見ていた。だけど、何も気づいていなくて・・・。
 でも、本当は知っていたのかもしれない。
 この目は、俺だけのものだ。俺だけ見てればいい。他に何も映すな・・・・。
 宗一は手を伸ばして森永の頭を引き寄せると、彼の重みを受け止めた。
 


 けだるい身体の重さを感じながら目を覚ますと、目の前に森永の顔があった。
「おはようございます、先輩」
「おはよ・・・・」
 まだぼんやりとしながら辺りを見ると、まだ閉められたカーテンから差し込む光から、
もう早朝とは言えない時間になってるのがわかった。
「今何時だ・・・?」
「えっと・・・9時過ぎてますね」
「珍しいな。お前がこんな時間まで寝てるなんて」
「たまには、ね。先輩無理するなって言ってくれたし、今日は家事を省略するつもりです。
お腹すいてます?」
「いや、まだ・・・」
「だったら、もうちょっとこうしていましょうよ。ね?」
「ん・・・・」
 言葉を濁しながらもまんざらではなさそうな宗一に、森永はくすっと笑うとキスをしてきた。
 昨夜の情熱の余韻を呼び醒ますかのようなキスに、宗一の呼吸が乱れる。
「・・・先輩の寝顔、かわいかったな。もうちょっとで襲いそうでした。起きてくれてよかった」
「おま・・・っ!え?」
 恥ずかしいことを言う森永を殴りつけようとしたとき、自分の手が森永にしっかり
握られているのに気づいた。
「一晩中、握ってたんですよ。先輩も離さないでいてくれた」
 森永はそう言いながら、宗一の手の甲にそっとキスをした。
「今まで・・・色んな事がありましたけど、これからもきっと色々あるんでしょうね・・・。
でも、ずっと一緒にいましょうね。不安になったときは話して、気持ちはちゃんと伝えて」
「森永・・・」
「そうすれば、ずっと一緒にいられますよね?」
 その瞳の奥がわずかに揺れている。
 気づかなければ、そのままでいられたのかもしれない。
 だけど、森永を失うくらいならこの気持ちを認めてしまった方がいい。
 森永の気持ちを受け入れて、自分の気持ちを受け入れて。
 そのとき、初めてふたりの未来が見えたのかもしれない。
「言っただろ?そばにいろ・・・」
 まだまだ、言葉にするには難しいこともある。
 だけど、この気持ちだけは伝えておきたい。
「先輩・・・」
 嬉しそうに微笑む森永を見れば、気持ちが伝わったことがわかる。
 宗一は森永を強く抱き寄せて、陽が高く昇るまでそのままでいた。





・・・あれ?
森永くんにもっといい思いをさせるつもりだったのに、
イマイチそうならなかった・・・。

オフ会一日目にえるりーくさんのお部屋にいるときに、
「暴君の主人公は森永くんだよね?」って話になったら
「ええーーー!」って騒然となったんですけど、
(ほら、あの場にいた人みんな兄さん派だったからw)
そうですよね?

べるも何かで読んだ時、「そういえば!」って
思ったんですけど。

兄さんがあまりにもかわいすぎて見落としがちですが、
チーム森永は実は、作品的には主流派なんですよねw

こんなんでチーム森永に満足して
いただけたかはわかりませんが、
「森永くん至上シチュ」があれば、
また書かせていただきますので、
そのときは生温かい目で見守ってやってくださいw

それでは、ここまでお付き合いくださって
ありがとうございました。

 
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