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リハビリ

2011.07.23 11:23|妄想小話
南の国からこんにちは

またしてもお久しぶりな23の日です。

まだまだリハビリ中なんですが、
23の日に何もないのは寂しいので・・・(´;ω;`)ブワッ

それでは、ちょっと短いですが
心の広い方は続きへどうぞ。
 
『Distance』

「先輩、ただいま~」
 俺は玄関を開けると、帰宅の挨拶をして家に上がった。
 時刻は夜の12時。
 院のみんなと飲み会に行ってきた。一次会で帰る俺に、山口たちは不満そうだった。
 だけど、俺としてはみんなと騒ぐより、早く家に帰って先輩の顔が見たかった。
「先輩・・・?」
 俺はいつもなら『おかえり』と言ってくれる先輩の声が聞こえないのをいぶかしく
思いながら、電気のついているリビングに入った。
「・・・・あ」
 先輩は、ソファーに横になって眠っていた。
 待っててくれたのかな。
 俺は申し訳なく思いながら、先輩に近づいた。
「ぐっすり寝てる・・・。かわいい」
 開いた本を胸に置いたまま、静かな寝息を立てている。
 俺はその横に座りこんでその姿を眺めながら、最近の状況を思った。
 このソファーで先輩と抱き合って、本当に嬉しくて涙がでた。
 でも、あのときは自分の気持ちを伝えようと必死になっていたみたいだったけど、
いざ我に返って見るとどうにも恥ずかしいらしく、微妙に避けられている。
 本当はもっとイチャイチャしたいんだけどな・・・。
 俺の中に、まだ先輩に対する遠慮みたいなのがあるのかもしれない。
「昔はものを思わざりけり・・・だっけ」
 先輩と恋人同士になれて嬉しい。
 だけど、今までの先輩・後輩の関係に慣れ過ぎて、うまく距離感がつかめない。
 俺は手を伸ばして、先輩の頬に触れた。
 柔らかな肌、穏やかな呼吸、静かに流れる時間。
 こんなに幸せなのに、物足りないって思うのは贅沢なのかな・・・。
「ん・・・・」
 そう思った時、先輩が声を上げて身体を動かした。
 俺はびくっとなって慌てて手を離したけど、先輩は仰向けから横向きに身体を動かした
だけでまた眠ってしまった。
 あ、この姿勢だと眼鏡が曲がっちゃうかな・・・。
 俺は心配して先輩が起きないことを祈りながら、その眼鏡を外そうと手を伸ばした。
 やっとの思いで眼鏡を外した時、先輩がまた唸り声を上げてそっと目を開いた。
「もりなが・・・?」
 焦点の定まらない目で、俺を見つめた。
 しかし、眼鏡がなくて視界が悪いのか、じっと目を凝らしながら俺に顔を近づけてきた。
「え?せんぱ・・・」
 先輩は開いていた目を閉じて、顔をわずかに上げた。
 えっ?何?先輩寝ぼけてるの?でも、これってキス待ち・・・!
 俺が困惑している間に、先輩の身体を支えていた腕がソファーからずり落ちそうになった。
「うわっ!大丈夫ですか?」
 慌てて支えると、先輩はびっくりしたように目を瞬いて俺をじっと見た。
「森永?帰ってたのか?」
「あ、はい。さっき・・・」
 先輩は身体を起こすと、ぶるぶると頭を振って目を覚ましてるみたいだった。
「あれ、眼鏡は?」
「あ、こっちです。曲がりそうだったから」
「おう、サンキュ・・・・」
 やっぱり俺の思い込みだったのかな?
 先輩は身体をぐっと伸ばしてほぐしているのを見ながら思った。
「あ、痛・・・」
「どうしたんですか?」
「まつげが目に入ったみたいだ・・・」
「こすっちゃダメですよ。ほら、上向いて・・・」
 俺は涙を流している先輩の眼鏡を取って、よく見えるように顔を上向かせた。
「あ・・・・っ」
 その瞬間、先輩はまるで痛みを忘れたかのように目を見開き、かあっと赤くなった。
「え?先輩?」
「・・・・っ!眼鏡返せ!」
「え?え?どうしたんですか?まつげは?」
「涙で取れた!おやすみ!」
 そのまま部屋に逃げ込もうとする先輩を俺は何とか引き止めて、彼の顔を覗き込んだ。
「本当に?もう痛くないですか?」
「大丈夫だって言ってんだろ!」
 そう言う先輩の顔は、赤くなって震えていて、まるで・・・。
 俺は先輩の腕を掴んだまま、怒鳴ろうと開いていた口に唇を重ねた。
「本当に、大丈夫?」
「あ・・・、ああ・・・」
 やがて顔を上げて先輩に尋ねると、彼は困惑したように頷いた。
「じゃあ、明日も早いから。おやすみなさい」
 俺はそのまま先輩の腕を離して、自分の部屋に戻った。
 これは、ちょっとした賭けだ。
 今までは俺ばかりが好きで、俺ばかりが追いかけてたけど、今度は少しくらい先輩が
追いかけて来てくれてもいいはずだ。
 先輩は今、キスしたいと思ってる。あれだけじゃ物足りないって思ってる。
 欲しいなら、求めて欲しい。
 どんな言い訳をしてくれてもいい。悪態をついてくれてもいい。
 でも、自分の純粋な想いだけはごまかさないで。
 どれくらい経っただろうか。部屋にノックの音が響いた。
「・・・はい?」
「・・・お前に借りてた本、返すの忘れてた」
 森永は喜びに震えながらも、何とか平静を保とうとしながらドアに向かった。
 少しずつ、近づいてきたんだ。今更焦ることはない。
 ゆっくりでいい。先輩はこうして勇気を出してくれているんだから。
「今、開けますね」
 俺はドアノブに手をかけて、先輩との距離を縮める為にドアを開けた。









眼鏡を外すのはキスの合図~(*ノДノ)キャ!!

兄さん、
寝ぼけててもそれはわかっているようですw

でも、森永くんの
「押してもだめなら引いてみろ」作戦に
引っかかりすぎだよ~(>_<)ww

こんな感じに少しずつ書いて行って、
リハビリ出来たらいいな~。

それでは、ここまでお付き合いくださって
ありがとうございました。
 
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