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ねむねむスイッチ

2012.06.08 11:23|妄想小話
南の国からこんにちは

わーい!今月は久々に2回目の更新だー!
そして、妄想だー!

でもって、環さん!
ブログ2周年おめでとうございます!。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ

そんな記念になるかはわかりませんが、
今回は環さんのこちらの記事→『ねむねむ』
から妄想してみました。

こちらの拍手コメントに「お兄ちゃんスイッチ」なる
単語を書き込んだところ、環さんとキョウさんに
拾っていただきましてw

よーし、べるさん張り切っちゃうぞー☆
な感じで、思いっきり便乗してみますw

それでは、心の広い方は
続きへどうぞ。

『そっと もっと』

 確かに、俺が悪かった。
 海外の学会から疲れて帰ってきた森永を、そのまま徹夜で実験を手伝わせたのは、
確かに悪かった。
 だからって、どうしてこんなことになるんだ?
 俺は頭を抱えながら、すやすやと眠る森永を見下ろした。
 森永は、俺の膝に頭を乗せながら熟睡している。
 そう。有体に言えば、膝枕をしている状態だ。
 全てを終わらせて家に帰ろうとするときには、森永はすでに眠気でふらふらしていた。
 そんな森永を半ば引きずるように連れて帰ってきたが、図体のデカい男を何とか部屋に
押し込んでさっさと出ようとしたときに呼び止められた。
「せんぱぁい・・・」
「何だよ?」
「・・・・ひざまくら」
「はっ?」
 不明瞭な発音と、聞き慣れない単語のせいで俺は聞き返した。
「ひざまくら、してください」
「はあっ?何言ってんだよ。わけわかんねぇ」
 俺は怒りと恥ずかしさで赤くなりながら、森永の縋る手を振り払った。
「いいじゃないですか。俺、アメリカから帰ってきたばっかりだったんですよ?時差ボケ
もあったのに、先輩の為に徹夜したんですよ?わがままきいてくれたっていいじゃない
ですか・・・」
「う・・・っ」
 そう言われると、強く出れない。
 俺はしばらくの逡巡の後、頭をかきむしりながら渋々折れた。
「わかったよ!でも、お前が眠るまでだからな?俺だって眠いんだからな!」
「先輩も俺のベッドで寝たらいいじゃないですか・・・」
 その発言は許容範囲を超えていたので、遠慮なく殴ってやった。
 かくして俺は、森永のベッドで奴の膝枕することになった。
「へへ・・・。先輩の膝枕・・・」
 不気味にニヤニヤする森永の頬を思いっきりつねっている間に、案外早く眠ったらしい。
 静かな寝息が聞こえて、身体から力が抜けているのがわかる。
 俺はさっさとこの苦行から抜け出そうとしたが、ふと森永の顔色に目がいった。
 目の下にうっすらと浮かんだくまを、そっとなぞる。
「・・・悪かったよ」
 そのまま何となく森永の髪に手を伸ばすと、さらさらとしなやかな髪が指の間を流れる。
 小さな子供を褒めるように頭を撫でながら、俺は身体を屈めて森永の耳元に囁いた。
「・・・・・ありがと、な」
 眠っている森永に届くように。でも、決して森永が起きないくらいに、小さな声で。
 そして、ほんの少しだけ。そう、少しだけ・・・・。
「・・・何やってんだ、俺」
 どうも気分が高揚しているのは、徹夜したせいだ。
 そう言い訳して森永から離れようとしたとき、ぐっと腕を掴まれて引き止められた。
「もり・・・っ。お前、起きて・・・」
「ちゃんと、して」
「え?」
 何のことかわからず目を瞬かせる俺を見る森永の目は、まだ眠そうにとろんとしていた。
 でも、その視線には顔が赤らめさせる何かがあった。
 森永は起き上がって、俺に顔をぐっと近づけて言った。
「あんなのじゃなくて、ちゃんと、して?」
「・・・・っ!俺は、キスなんてしてない!」
「あれ?俺は、キスなんて言ってないよ?」
 にやりと笑う森永の策にはまったことを悟って、俺はさらに赤くなる。
「これ、おやすみのキスだから大丈夫ですよ」
「お前に関して大丈夫なことがあるか!」
「期待に応えたいけど、色々と無理なんで・・・。だから、本当におやすみのキス。ね?」
 重ねて哀願されれば、どうにも拒めない。
 どうして俺は森永のこういう顔に弱いんだと悩んでいるうちに、その沈黙を了承と
受け取った森永の唇が重なってくる。
 ・・・・・あ。
 さっきほんの一瞬触れたよりもずっと熱い唇は、強い意志を持って俺を翻弄にかかる。
「・・・ん、あ・・・」
 唇をほんの少し離した隙に声が漏れる。
 すかさず戻ってきた唇と舌の動きに、頭が痺れてくる。
 何も考えられなくなって、意識が朦朧としてくる。
「ここで、寝ちゃうんだ」
 くすくすと笑う森永の声が遠くに聞こえる。
「本当におやすみのキスになっちゃったかな」
 森永は俺の身体を横たわらせると、ぐっと引き寄せられる。
「膝枕してもらったから、今度は俺は腕枕ね」
 何だそれ、と半ば眠りながら抗議の唸り声をあげると、さっき俺がしたように優しく頭を
撫でられる。
「大丈夫、心配しないでぐっすり眠ってください」
 だから、お前の大丈夫は信用できねーんだっつーの。
 そんな文句が言葉になったかはわからない。
「おやすみなさい。・・・大好き」
 眠っている俺に届くように。でも、俺が目を覚まさないくらい小さな声で、そう言った。
 こいつ、いつから起きてやがった・・・。
 そんなことを思ったときには俺はすでに眠りに落ちていた。







森永くん、ざんねーん(・∀・)ニヤニヤ

ちなみに、兄さんが森永くんにちゅうしたのは、
唇じゃなくてほっぺです。念のため。

それと、森永くんのビジュアルは、
環さんのイラストのイメージなんですが、

学会帰りと言うことでネクタイしたまま膝枕態勢になって、
兄さんがネクタイをほどく、という描写を最初
思い浮かべていたんですが、入らなかった。

何でだ。

なんか、おふたりのアイディアを
微妙に取り込めないまま出来上がってしまいました。
すみませんです。

どうでもいいですが、今回のタイトルが
某お弁当チェーンっぽいのは気のせいです。
ええ、気のせいですw

それでは、ここまでお付き合いくださって
ありがとうございました。

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